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〒645-0414 和歌山県田辺市龍神村東401 TEL:0739-78-0246 FAX:0739-78-0174

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社会科見学などで寄せられた質問と回答

Q.何人くらい働いているのですか?

A.山の作業や木材市場、製材工場などの工場に、道の駅であるウッディプラザ木族館といった部署を合わせた龍神村森林組合全体で約50人、これに龍神村森林組合からお仕事をお願いしている山の作業員さん達をあわせると100人を超えます。

Q.どれだけの種類の木を扱っているのですか?

A.主にスギ・ヒノキ。続いてマツ・モミ・トガ・サクラ等。その他たまに出るモミジ・ブナ・シイ等。これらを合わせ、これまでに20種類ほどの木が木材市に出ています。

Q.どんな仕事をしているのですか?

A.植栽や伐採などの山の仕業から木を売る木材市場、木を製品にする工場と、木に関係する仕事が主ですが、それらに関係のある書類作りやお金のやりとりをする仕事、山の保険に関する仕事などもしています。

Q.木材市に木は何本ありますか?

A.例えば、平成20年6月9日の木材市では約9,000本、材積1,000立方メートルで、平成20年6月25日の木材市も本数・材積は同じくらいでした。基本的に製品にすると品質管理に手間がかかる夏より冬の方が木材市に木が多く集まります。ただ、本数は木材市ごとの集まってくる木の長さや太さ、種類により変化し、同じ1,000立方メートルでも太い(径の大きい)木がたくさん集まる時は6,000本であったり、細い丸太ばかりの時は10,000本であったりもします。

Q.木は種から育てるのですか?

A.種から育てる「実生(みしょう)」と「挿し木」という方法があります。
実生は実を土に埋め、2年くらいかけて高さ30〜45cmくらいになるまで育てます。育ったものを苗といい、その苗を土ごと掘り起こし山へ植え直します。
挿し木は、木の枝を土に植えて育てる方法で、絞り丸太などが主です。 クローンとも呼ばれることから最新技術のようにも感じますが、この方法はずっと昔から行われてきた方法で、昔の人たちの木に対する知識が素晴らしかったことがうかがえるます。

Q.切った木は何に使いますか?

A.70〜80年生の木は主に家屋などの構造材となります。構造材は梁・桁・土台・柱・床板・壁板といったもので家のいたるところに使われ、構造材とならなかった部分は、昔は焼却処分されることがほとんどでしたが、地球環境への配慮や石油価格高騰などの問題により、近年では間伐材とともに薪や木質ペレット(細かくした木片を固めた物)など燃料としての利用が見直されています。ほかには机やイスといった家具や紙などの原料にもなり、最近では木製のガードレールというものまで作られています。

Q.木は1日にどれだけ切る(伐倒する)ことができますか?

A.その日の作業場所までの移動時間や作業内容、切る木の大きさや種類といった条件により一概には言えませんが、山で木を切る作業員さんに聞いたところ、根元の太さが30cm程度の木で、作業する山が極端に険しくなければ、4人1組の作業班で1日に100本くらいはチェーンソーで切る(伐倒する)ことが出来るそうです。




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